クラウドソーシングは稼げるか?ランサーズを使ってみて思うこと

仕事

2011年くらいから、クラウドソーシングに興味を持ち、いくつかのところに登録して、実際に仕事を発注したり受けてみたりしました。

メインにはしていませんが、不定期に、仕事と仕事のはざまの収入がない月などに利用したり、興味を持ったプロジェクトに参加したりしています。(最近は直取引が増えてきたのでほとんどしていません。とはいえ、ランサーズ経由からの直取引への移行はリスクも高く、規約違反なのでご注意ください。)

最近では大手企業がクラウドソーシングサービスと続々連携しはじめていて、こういう働き方もアリだと、だんだん世の中に認められてきているのかなと感じます。

ランサーズのしくみ

多分いまいちばん知名度があるのはランサーズでしょうか。2008年創業。



ランサーズには「タスク」と言って、専門的な知識や経験がなくても受けることができる案件が毎日たくさんあがってきます。

コンペ」や「プロジェクト」形式では、実際に仕事が決まるまでにクライアントとのやり取りを何度もしなければならないのですが、「タスク」形式の仕事は単純作業なのですぐに取り掛かれます。

アンケートや体験談といった内容がメインで、単価はとても安いですが、文章を書くことが好きで空き時間さえあれば、月2~3万くらいまで収入を増やすのは簡単です。

最初はこういったタスク方式の、気軽に取り組める単価の安い仕事を積み重ねて、ランサーズの使い方や仕事の探し方を覚えていくのがいいと思います。

リピーター・クライアントからの直接依頼

一度お世話になったクライアントさんから、同様の作業の再依頼が指名で来ることもあります。

また、プロフィールに書いている内容に興味を持ったクライアントさんから、直接「こんな文章を書いてほしい」という依頼が届く場合もあります。

私は本業になるくらいがっつり取り組んだことがないのですが、少ない案件でも評価や実績の数が増えれば、こうした指名依頼が来るようになりました。

登録件数の多いランサーズをメインにしてしっかり取り組めば、安定した収入が得られるようになるという話にもうなずけます。

募集案件を定点観測しているだけでも、マーケットでどのようなニーズがあるかもつかめるので、ランサーズ以外の営業活動にもメリットがあります。


クラウドソーシングを使った翻訳業務

私がはじめてかかわったクラウドソーシングはGengoというクラウド翻訳サービスでした。2011年頃だったでしょうか。

アプリの日本語化を手伝いました。
Gengo独自のプラットフォームを利用して、アプリに出てくるたくさんの短文を日本語に訳していく作業です。単価は安かったですが、新しいサービスを使ってみることに興奮して、楽しく作業をしたのを覚えています。

海外案件を受注するのはいろいろ心配もありますが、時差が有利に働いて(半日時差があれば、海の向こうの発注者にとっては、午後発注して翌日朝起きたら納品されている、ということも可能になるので)、受注しやすくなるという例もあります。

めまぐるしく変化する時代に対応するためにも、いろんなことを試しておくのがいいと考えています。

ランサーズのプロジェクトの流れ

ランサーズでも翻訳関連の仕事はたくさん登録されています。
ほとんどがプロジェクト形式での募集。

募集されている案件を読んで、「やりたいです」と申し出て(これをランサーズでは「提案」と呼びます)、受注から業務完了するまでの流れはこんな感じです。

  1. 提案する(「やりたいです」と挙手する)
  2. クライアントが作業者を選び、発注してくる
  3. 発注通知が来たら、承諾する
  4. クライアントが仮入金をする
  5. 作業開始、納品
  6. 完了報告する
  7. 発注者が支払確定する

この仮入金はメルカリなどでよくある、エスクローと呼ばれるシステムです。
発注者が支払った料金をいったんランサーズが預かり、業務完了したところで受注者に支払われるという流れです。

こういった顔の見えないシステムでは、不払いなどのトラブルが心配ですが、このエスクロー入金のシステムがあることで、ある程度の不安は解消されます。

翻訳ジャンルの提案リストを見てみると、海外在住の方がかなり多い印象です。
ライバルのレベルも高く納期もかなり短いので厳しい世界ですが、自分の得意な分野でリピーターをつかみ、収入アップにつなげていける可能性は大きいと感じます。

とにかくやってみる

現在はあまり本気で取り組んでいないのですが、一時期がんばってたくさん提案し受注数を増やしたときには、予想していた以上の収入を得ることができました。リピート数が増えると、単価も徐々に上がっていきます。

そのときの成功体験があるので、「なにかあって仕事に困ったら、クラウドソーシングでがんばろう」と、このシステムをすっかりあてにしています。

実績がなくてもチャレンジできるのがクラウドソーシングの強みです。
顔が見えない取引が不安かもしれませんが、仕事の質や、メールやチャットでのやりとりで信頼を得て、次の仕事につなげるのは、クラウドでも普通の仕事でも同じです。

最初からドカンと稼ぐのが難しいのはどんな職種でも同じなので、単価の低さはまず脇に置いておいて、どんなものか自分で実際に試してみるのがよいと思います。自分に向いているようであれば、どんどんチャレンジして、収入アップにつなげることも可能です。

興味のある人は、まずは登録して試してみることをおすすめします!

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