ここ数か月、アナリティクスに表示されるリファラースパムの数がぐっと増えていました。
集客データにおかしな変化があるなと思ったら、このリファラスパムの影響が考えられます。
自分のサイトの訪問がどのサイトを経由してきたものか確認できる「リファラ」「参照元サイト」のデータ、目新しいものがあると、「どんなサイトが自分のブログにリンクしてくれたのかな?」と、気になってついクリックしてしまいます。
ブログ運営者のそんな思惑を利用して、別のサイトに誘導するのが、このリファラスパムの目的です。
さらに悪いことに、このリファラは自分のサイトを訪問してもいないし、リンクもしていません。アナリティクスにリファラ情報のみを残していき、レスポンスを待っているのです。
反応しなければ特に悪さはしない(今のところ)ですが、アクセスの少ないサイトほど、リファラスパムが解析データに与える影響が大きくなり、解析の精度が悪化します。
Googleアナリティクスの設定から、ある程度防ぐことはできます。
まず、「ビュー設定」で、下記の項目にチェックを入れます。
次に、「フィルタ」から、次のようにフィルタを作成します。
Googleアナリティクスはほとんど見ないので気づかなかったのですが、最近久しぶりにアクセスしたところ、謎のリファラーがたくさん表示されていて驚きました。
Googleアナリティクスからリファラースパムをすべて除外することに神経質になるのは時間の無駄かなと私は考えています。今のところ放っておいて害のない類のスパムなので、あまり気にしないのが一番かもしれません。