基町・創造表現コース受験についての質問・回答集

高校受験

広島県教育委員会ホームページや広島市立基町高等学校で公開されているデータおよび受験フォーラムを参考にまとめています。現在の状況とは異なる可能性もありますので、最新情報をご自身でご確認ください。

実技検査

1人1セットずつモチーフが用意されるので、配置のしかたから選考対象。
4B 2B HB 2H、4本の鉛筆を使って4つ切り画用紙にデッサンします。
鉛筆は、用意されたカッターナイフを使って休憩中に自分で削ります
(ナイフで鉛筆を削る練習をしておきましょう。)
消しゴムは練り消しを使います。

実技検査には学校側が用意したものしか使用してはいけません。

選抜(Ⅰ)モチーフ

★制限時間 120分
令和2年度  カブ・タッパー・ガムテープ(黒)
平成31年度 なすび・グラス・クラフトボックス
平成30年度 リンゴ・コンクリートブロック・ロープ
平成29年度 にんじん・清涼飲料水(瓶)・三又パイプ
平成28年度 葉たまねぎ・丸缶・ハンドタオル
平成20年度 ガラスコップ・サツマイモ・長さの異なる2本の角材
平成19年度 チンゲンサイ・テープカッター・ステンレスボウル
平成18年度 スコップ・発泡スチロール(立方体 ・トマト )
平成17年度 ラフランス・コーラペットボトル・ブロック

選抜(Ⅱ)モチーフ

★制限時間 90分
令和2年度  さつまいも・ひしゃく
平成31年度 かぼちゃ・すのこ
平成30年度 でこぽん・清涼飲料水(ペットボトル)
平成29年度 きゅうり・グラスジョッキ(小)
平成28年度 かぼちゃ・刷毛
平成20年度 アボガド・霧吹き
平成19年度 フランスパン・金属製缶
平成18年度 フライパン・切ったレンコン
平成17年度 牛乳パック・バナナ2本

小論文について

トーク出版から出ている小論文過去問集(広島県公立高校選抜Ⅰ小論文模範解答集)に収録されている過去問では、時間制限が70分と設定されていますが、令和3年現在は50分制限に変更されています。

問題形式は変わらず、長文を読んだ後、小問2問に回答し、500字の小論文を書くというかたちです。
20分時間が減ったことに対しては、小問の難易度や長文の長さで調整されているのかもしれません。

過去問をお持ちの方は、過去問を60分で回答する練習を繰り返すといいと思います。

過去問には長文文章の出典と筆者の名前が記載されているので、出典の作品や著者のほかの作品(エッセイなど)を読んだり、図書館で探して同じ分類番号に属する本から興味のあるものを読み、要約したり、自分なりにテーマを決めて小論文を書いたりする練習をするといいです。

また、読みやすい美術史や鑑賞入門などを読み、好きな画家について文章が書けるようにしておくと、小論文に使えることも多いです。

小論文対策については、別記事であらためて紹介する予定です。


調査書・内申点

いちばん気になる、内申点がどれだけあればセーフなのか、あるいはアウトなのか。

2019年のオープンスクールでは、創造表現コースに合格した生徒のアベレージとして、内申点が110前半・当日の点数が7割5分という情報が出ていたそうです(参考:高校受験ナビ)。

こう聞くと、内申点が二桁の方は絶望してしまうと思いますが、受験フォーラムの投稿を6年分くらいさかのぼってチェックしてみたところ、内申点が80点台の生徒も少なからず合格しているようです。

ただ、内申点120オーバーの子もたくさんいるようなので、二桁にもかかわらず合格した生徒さんたちは、そのぶん最後の追い上げを頑張ったひとたちばかりだと思います。

検査配点

創造表現コースの配点は以下の通りです。

(選1配点)
調査書135 小論文120 実技200 面接点数化せず

(選2配点)
調査書130 学力検査125 実技25

基町・創造表現コースの場合、ほかの普通科などとは異なり、選1で定員の半分が埋まってしまうので、ほとんどの生徒が選1と選2、両方を受験します。

選1は実技と小論文の配点が大きいので、内申点に自信がなくても逆転を狙える点数配分となっています。

面接で聞かれること

・最近気になったニュース
・基町に入ってしたいこと
・中学校で頑張ったこと

各年度倍率

年度選1志望者数倍率選2志望者数倍率
令和3年度512.55341.70
令和2年度412.05211.05
平成31年度512.55261.30
平成30年度391.95211.05
平成29年度522.60321.60

※選2で20名の定員に対し受検者が20名・合格者が15名、受検者24名・合格者が17名という年もあります(平成19年度・18年度)。
倍率が1を切った場合でも、学力基準で一定の足切りラインが設定されているものと思われます。

部活について

Q:部活の兼部は可能か?

A1:創造表現コースの生徒は美術部入部が必須

A2:創造表現コース以外の生徒の美術部入部は可能

A3:文化部の一部では美術部との兼部が可能
  (出席する日やイベントを調整しながら参加)

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