以前一緒に働いていたひとから、「知財3級持ってたよね?転職に役に立つ?」というメッセージが来ました。
そういえばそんな資格を持っていました。
知的財産管理技能検定とは
「知的財産管理技能検定」は、技能検定の128職種のうち「知的財産管理」職種にかかる国家試験です。
試験の難易度によって、1級、2級、3級の3つの等級に区分されています。
2級・3級に関しては、学科と実技に分かれており、学科試験はマークシート・実技試験は記述式となっています。
私は、貿易関連の部署にいたので業務に関係がある内容だったのと、簡単に取得できる国家資格ということで3級を受験しました。
3級を取得するメリット
正直なところ、知財は、FPと同じようなもので、3級は時間をかけずに受かれる、2級は時間をかければ受かれる、手に入れやすい国家資格と言えるでしょう。
履歴書に書いたところで1級以外は転職の役に立つことはないレベルです。
面接のときの話題作りにはなるので、書くことで何らかのメリットはあるかもしれません。
就職の切り札には全くなりませんが、知財に関連する法律の知識を短期間で頭に入れるには、知財3級の受験はとてもよい方法です。系統立てて覚えることができるし、一度覚えれば意外に頭に残っています。
効率よく自分の知識の底上げをしたいときに、こうした資格試験の初級レベルの受験はとても役立ちます。
3級合格のための勉強時間
私はTACのテキスト2冊(学科と実技)、それに過去問を一通りやって合格することができました。
10日間、約18時間の学習です。一般常識で答えられる問題も多かったです。
次回の申込期限は6月1日
私自身はこの知財関連にとても興味があったので、楽しく試験対策することができました。
第27回検定試験(2017年7月9日実施)のWEB申込の期限は6月1日(木)です。
興味のある方、まだ間に合いますので、詳細・お申込みは知的財産教育協会のホームページへどうぞ。
質問の答え
質問の彼はTOEICに挑戦中ということだったので、「そっちで800とった方が転職には効くのでは?」と返事を返しておきました。がんばれ!