お盆休みに五島列島に遊びに行ってきました。
うわさには聞いていましたが、五島は人も景色もお食事も、ほんとうにいいところですよ!
1週間きれいな海に浮かびっぱなし、最高の休日になりました。
まずは、子供たちがいちばん楽しかったと言っていたシュノーケリングについてご紹介します。
予約はサイトから
今回お世話になったのは、五島ダイビング・ラグーンさんです。公式サイトから、メールで予約を行いました。
サイトを見ただけでは心配なこともあると思いますが、スタッフさんはとても親切です。
おかげで緊張していた子供も楽しめました。
このガイドブックがとても参考になりました。この本の中に五島ラグーンさんが紹介されています。
雨が降ってもシュノーケルはできる?
アウトドアのアクティビティということで、当日の天気のことがとても心配になると思います。
実際シュノーケリングをしているときに雨が降ったのですが、海の中だったのでまったく気になりませんでした。
太陽がさんさんと照っている日よりも、曇り空の方が海の中がきれいに見える場合もあるそうです。
波が高かったり雷がすごかったりで船が出せない場合を除き、雨降りくらいだったらむしろ普通の観光をするよりシュノーケリングをしていた方が快適だねという話をスタッフさんとしていました。
福江島でのシュノーケリングの準備・持ち物
公式サイトには「水着とタオルだけ持参すればOK」と書いてあったのですが、いろいろ不安な点がありました。
はじめてのシュノーケリングではつきものの疑問だと思います。
事前にお電話で回答してもらったので、シェアしますね。皆さんの参考になりますように!
シュノーケリング・身支度
私の場合はホテルから水着を着て歩いていきました。
集合場所が福江港ターミナルのトイレで水着に着替えるという手もありますが、人が多いときは迷惑にならないように利用しましょう。
帰りも水着のまま、巻きスカートを巻いてちょっと見は水着ぽく見えない格好で歩いてホテルに帰りました。
タクシー利用の場合は水着では乗車できないので、福江港ターミナルのトイレで着替えることができそうです。
近くに更衣室などはないようでした。
髪の毛が長い人は、そのままだと海の中でうっとうしいので、髪をまとめるゴムを用意しておきましょう。
ボートの上を歩くので、ヒールの高いサンダルではなく、歩きやすいビーチサンダルなどがおすすめです。
シュノーケリング・持ち物
「水着着用でタオルだけ持って来ればいい」と言われても、ほかの荷物をどうすればいいか不安になりますよね。
貴重品などを入れたカバンはボートのキャビンの中に置いておいてもらえます。コンパクトにまとめれば、持って行っても大丈夫です。
お子さん連れの場合は、途中おなかがすいたときのために、お菓子などを持って行ってもいいかもしれません。大人でも結構おなかがすきます。
無人島についたら手ぶらで別の船に移ります。日よけの上着と写真撮影のためのスマホを持って移りましたが、海に入っている間に通り雨に降られました。
防水でないスマホなど濡れては困るものは、ジップロックや防水ケースに入れて持参するなど、自分で対処しましょう。
スマホは防水ケースに入れて持ち運ぶと、ウェットスーツを着た後、手や体がぬれていても撮影ができるので便利です。
はじめてのシュノーケリング
はじめてのシュノーケリング、特に泳げない場合やお子さん連れの場合は、不安でいっぱいだと思います。
「泳げなくても大丈夫」と書いてあるのに、「水深10mくらいの場所で泳ぎます」「船から直接海に入ります」とも書いてあります。とてもできそうにない、と心配になるでしょう。
実際にやってみたら納得するのですが、ウェットスーツを着ると自然に浮かびます。思った以上の浮力があるので、全然泳げなくても、立ち泳ぎしなくても、ふつうに海面に浮いていられます。
ボートから深い海に入るのがいちばんこわいかもしれません。
これも、ボートのへりに設置されたはしごをつたってそーっと海の中に入れば、立った状態でぷかっと浮かびます。
泳げない人が海面でこわいのは、泳いでいる状態から立ち泳ぎ、泳ぐ方向の転換など、体勢の立て直しをするときだと思います。
息を吸って肺に空気を入れ、ウェットスーツを信頼して「くるっ」と動けば大丈夫、沈みません。
最初は船から離れるのがこわいかもしれませんが、夢中で魚を追いかけていると、気が付くと浅瀬まで泳いでいて、サンゴ礁で追いかけっこをするクマノミなどを見ることができます。
フィンをつけているので、バタ足をしていれば難なく船に戻れるので大丈夫。焦ったらまずは落ち着いて浮かんで、体と心を落ち着けるのが大事です。
私は何度か足がつって焦りましたが、回復するまでただただじーっと浮かんでいました。
無人島の海の中
福江港から船で15分ほどの無人島の静かな入り江で泳ぐのですが、その透明度に感動しました。かなり水深があっても海底まではっきり見えます。海の底にはナマコやウニがたくさんいます。
船の周りにはカワハギ、ハコフグ、キス、クマノミ、ソラスズメダイなど、たくさんの種類の魚を見ることができます。
魚肉ソーセージを持って水に入り、爪で少しずつ海中にまいてやると魚がたくさん集まってきて壮観です。手をひらひらさせていたら、カワハギがソーセージと見間違えて、私の親指をかじってきました。
このカメラを持っていきたかった!
小さなクラゲがたくさんいるところに突っ込むと、顔がチクチクしました。刺されたあとなどは残りませんでしたが、肌の弱い人はクラゲに要注意です。
シュノーケルクリア・マスククリア
ゴーグルやシュノーケルに水が入った時に抜く方法などを読むと、海面に浮かんだ状態でそんなことができるかどうか心配になりますが、実際やってみるとなんということもありません。
浮かんだ状態でシュノーケルを口から外して振れば水は出ていきますし、マスクも鼻の部分を少し持ち上げてやれば水は出ていきます。
初心者が海面にぷかぷか浮かんでいるだけなら、特別な技術を身につける必要はありません。
船の上でトイレ
お手洗いは船の中に簡易トイレ(個室)があります。ウェットスーツと水着を脱いで(脱ぎづらい)、洋式トイレで用を足すことができます。バケツにくんだ水でじゃーっと流すそうです。
たくましい子どもの姿が見れます
最初はおそるおそる船のへりのはしごをつたって降りていた子供も、次第に大胆になり、船の舳先から高くジャンプして海に飛び込む遊びを始めました。
マスクもシュノーケルもなしで、頭からザブン!と飛び込みます。
日ごろから元気な子供ではあるのですが、ものおじせずに力いっぱい自然の中で遊ぶ姿に、ふだん街中では見られないたくましさを見ることができました。とてもよい夏休みの思い出になったと思います。
五島ラグーンのやさしいスタッフさんに感謝!
緊張している子供にやさしく声をかけてくださったおかげで子供たちものびのびと楽しむことができました。事前説明や、アクティビティを終えて港に帰るまでの間も、こまやかな気遣いをしてくださいました。
シュノーケリングだけでなく、体験ダイビングもすることができます。海の中のうつくしさは写真で見る以上の感動です。五島に行く機会があればぜひ!!
おまけ・コンネホテルがおすすめ
海遊び中心の旅、しかも長期滞在の場合、旅行期間中に何度か洗濯をしなければなりません。今回、福江港ターミナルからほど近い、コンネホテルとカンパーナホテルを利用しましたが、コンネホテルにはコインランドリーがあったので大変助かりました。
Google Mapで検索した限りでは、港付近にコインランドリーは見つからなかったので、もしお宿で洗濯したければ、コンネホテルがおすすめです!
洗濯機の利用方法は、フロントで洗濯機利用を申し出ればキーを貸してもらえます。
1時間500円で洗濯機と乾燥機の両方を使えるので、30分ずつ洗濯・乾燥すれば家族分の洗濯がラクに済みます。