安野モヨコ展 STRIP! 中四国初の大規模個展@パルコに行ってきました

連休はジブリ展に行くつもりでしたが、チケット購入に80分待ち、さらに入場まで120分待ちという状況に耐えられず、泣く泣く断念。

代わりに、9月14日からパルコでやっている安野モヨコ展に行ってみることにしました。
パルコ本館6階です。

中四国初の大規模個展

安野モヨコといえば、名前だけは知っていましたが、実際に作品をみはじめたのは、2007年の『さくらん』の映画化がきっかけでした。

夫は映画監督の庵野秀明さん。
会場入口にも旦那さんからのお花が飾られていました。

安野モヨコ 広島 パルコ

フライヤーとコルセット

入り口には、フライヤーにも使われているコルセットを脱いだ女の子の絵と、脱いだあとのコルセットが置かれています。

コルセットがちゃんと絵の中の女の子と同じサイズに作られているのがすごい。
結構な迫力です。

安野モヨコ 広島 パルコ

会場は写真撮影OKでした。
たくさん写真を撮りましたが、原画の迫力というかすごさは、間近で肉眼で見てこそだと思うので、気になる方はぜひ見に行ってください。入場料も400円と、驚きの安さです。


鼻下長紳士回顧録

最初のエリアは『鼻下長紳士回顧録』の展示です。
重厚感のある緞帳や羽毛の飾りなど、耽美的に装飾された空間で、映像作品が再生されています。
装置のおかげで、どっぷりと作品世界に入り込めました。

わたしたちはみな、安野モヨコ作品とともに学び、成長してきた!

フライヤーにあるコピーです。

『ハッピー・マニア』で、恋愛とは何かを。
『働きマン』で、仕事の味を。
『さくらん』で、女の生き方を。
『シュガシュガルーン』で、心のありかを。
『オチビサン』で、自然や日常の美しさを。

若いころに触れた小説や漫画や映画の影響力というのはそれはほんとうにすごいもので、私は「安野モヨコ作品とともに」という世代でないのですが、この漫画家の描くものと共に育ってきた!という感覚はすごくよくわかります。

安野モヨコさんのプロフィールを見ていると、ペンネームは安野光雅からとったとか、好きな小説が幸田文の『流れる』だとか、ああいいなあ、この人の描くものと一緒に育ちたかった、と思います。

さくらん

さくらんのコーナーは、真っ赤な木枠越しに原画を覗き込む作りになっています。

安野モヨコ 広島 パルコ

単行本未収録、ファンの間では「幻の」と称されてきた、『さくらん』第二部の原稿も展示されています。

オチビサン

オチビサンは出口付近で映像作品がタブレットで公開されていました。
こちらも必見です。

原画をじかに見られる機会というのはありそうでありません。
印刷されてしまうと見えなくなるホワイトを使った跡とか。
背景と人物画がこんなふうに合成されて印刷されるんだ!という発見とか。
色の塗り方。線の強さ。
ただただ圧倒されました。

トークライブ・サイン会

9月28日(金)には、クラブクアトロでトークライブとサイン会が開催されます。
申込は広島パルコHPから。

原画約250点の展示です。ぜひこの機会にどうぞ。