銀山町にあるイタリアンのお店です(現在は富士見町に移転しています)。
ふたりで切り盛りされているこじんまりとした店内ですが、テーブルの間隔は比較的ゆったりとしていて、隣を気にせず食事を楽しめるよい雰囲気です。
パスタと肉料理のランチコース
この日は3000円のランチコースをお願いしました。
選べるアンティパスト
前菜は全10種類の中から3品を選ぶことができます。
どれもおいしそうで、選ぶのに時間がかかってしまいました。
鴨胸肉とフォアグラのパテ。蜂蜜と黒胡椒でいただきます。
北海道バフンウニをのせた、アオリイカのポルペッタ。
黒いのは、イカのすり身のお団子ですが、むっちりとした食感でおいしい。
続いては、北海道産ホタテのアッロスティーレ。
プリプリのホタテが、オーブンで火入れされ、とても香ばしく仕上がっています。
写真に撮り忘れていますが、パンもついてきます。
2種類から選べます。(両方選ぶとひとつずつ出てきます)
フランス・ブリドール社製のバケットか、ドライイチジクを練りこんだ「パン オ フィグ」。
両方いただきました。
ドライフルーツが苦手な私なのに、いちじくのパンがとてもおいしかった!
肉料理
皮目をカリッと焼いたマグレカナール。
春菊とショームを使ったソースのインサラータ添え。
ショームとは、フランスのウォッシュタイプのチーズのことで、熟成された香りが特徴的なんだそうです。
マグレカナールというと、フォアグラをとるためにまるまる太らせた鴨の胸肉ですね。
コンフィや燻製はよくいただきますが、こんなふうにレアでいただくのは初めて。
ナッツの香ばしさ、春菊の甘さと苦み、チーズソースのコクと、全部が調和しておいしい。
華やかなエディブルフラワーもおいしくいただきました。
パスタ
広島県産の黒毛和牛がゴロゴロ入った、ラグーソース タリアテッレ。
お肉感がたっぷりのパスタですが、40gと控えめなボリュームなので、デザートまでに満腹になりすぎず、ちょうどよいです。このへんのさじ加減が、よく考えてサービスされているなあと感じます。
デザート
ダークラム香る、ピスタチオとレモンピールの自家製ジェラート。
ピスタチオのデザートが大好きなので、とびつきました。
レモンと合わせてあるので、ナッツのこってりとした感じは控えめです。
カリカリのハーブのクランブルがいいアクセントになってます。
コーヒーと一緒にいただきました。
会話を楽しみながら、ゆったり落ち着いて食事を楽しめる、大人の雰囲気のお店です。
今度はワインを飲みながらおいしいお料理を楽しみに来たいと思います。
店舗情報
Ristorante Carlotta (リストランテ カルロッタ)
広島県広島市中区富士見町5-12 田ビル 2F
定休日:不定休