広島県立美術館で開催中のジブリ展「ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~」に行ってきました。
スタジオジブリの設立から30年間の歩みを体感できる特別企画。「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで、これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったのか。会場では当時を振り返るポスターやチラシといった広告宣伝物を中心に、制作資料、企画書など未公開のものを含む膨大な数の資料が所狭しと展示空間を圧倒します。
期間は9月24日月曜日まで。
最後の週末は混むと思われるので、効率よく回れますように!
休日の午前中は大変な混雑なので、朝早く並ぶか、夕方遅めの時間がよさそうです。
チケット購入
9月初めの連休初日に行ったところ、チケット購入だけで80分、入場に120分の行列ができていました。
当日券はコンビニでも購入できるので、事前に買っておくのがおすすめです。
ローソン Lコード:62398
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コンビニでのチケット入手のデメリットは、特別展の印刷がなされた美術館オリジナルのチケットが手元に残らないこと。
コンビニでプリントアウトされたチケットの、味気ない半券だけが残ります。
美術館のチケットがほしいですが、入場チケット購入のために1時間以上並ばないといけないとなると、あきらめもつくというものです。休日のおでかけにはチケットの事前入手をおすすめします。
チケットを事前に入手していれば、チケット購入の列に並ばず、直接入場できます。
入場口が異なるので、それぞれ別の列に並びます。
チケットを購入する場合は、美術館1階奥の特設ブースまで並びます。
休日はおそらく窓口が増設されると思われます。
広島県立美術館HPには、特別展が100円引きになるインターネット割引券もあるので、チケット購入の際には忘れず提示しましょう!
入口
入場すると、ロビーには撮影スポットがたくさん。
風車の門をくぐって入場します。
会場入り口は3階なので、エスカレーターでのぼります。
おそらく休日はエスカレーターまでベルトパーテーションが設置されていることでしょう。
写真撮影可能スポット
写真撮影が可能なのは、会場中ほどのネコバスのところのみです。
会場入ってすぐのトトロは撮影NGなので気を付けましょう!
お子さん連れでにぎわっていました。大人もネコバス乗りたかった!
お手洗い・休憩スポット
トイレと休憩のベンチが会場内の2か所にあります。
展示内容
「これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったか」というテーマに沿って、広告宣伝や映画と共に発売された関連グッズなどの展示が多かったです。
②歴代ジブリ映画のポスターやポスター原画、映画宣伝の資料・鈴木Pの再現部屋
③ジブリの倉庫・グッズがたくさん
④ネコバス
⑤空飛ぶ機械たち
原画も、ポスターの下絵やセル画などの作品にしぼられて展示されていました。
糸井重里さんのキャッチコピーや、映画公開までの広告宣伝のスケジューリングに関わる生々しい資料など、このテーマに興味があるひとにとっては得難い機会ですが、そこに興味がない人にとっては散漫な展覧会に映ってしまいそうだなと感じました。
子供たちにとってはネコバスとの記念撮影がMAX!で、もう少し細部を読み込みたい大人との温度差調整が難しいかもしれません。
空飛ぶ機械の絵コンテ
私が一番長く見入っていたコーナーは、空飛ぶ機械の絵コンテ。
「ポットの中はてきとうに」とか、「カットごとに違ってしまっていい」といった指示が書き込まれていて、それがなんともよかったです。
雲の上を飛ぶタイガーモス号の展示。
窓から漏れるやさしい明かりや、なんともいえないプロペラの音。
船体から伸びる渡り廊下と、ブリッジ上部の見張り台。
ここは「飛ぶ機械の音」を楽しむところと勝手に決めて、音とひんやりした空気を堪能しました。
出口を出た後の再入場可!
平日の夕方に訪れたところ、ショップでお買い物をしたあとの再入場がOKでした。
チケットにスタンプを押してもらえば、当日の再入場ができます。これは嬉しいサービス。
休日の場合はシステムが異なるかもしれませんのでご確認ください。
グッズショップ
出口を出たところにグッズショップが設置されています。
原画関連アイテムやポスターがあるかなと期待していましたが、ファンシーなグッズがほとんどでした。
クリアファイルなど文具を中心にお買い上げ。
お買い物を楽しんだ後は、ふたたびロビーの天空の城ラピュタ・飛空艇やパネル展示を楽しみます。
人が多くても、戦略的にうまく回って満足度を高めたいですね。
ツイッターで「ジブリ展」とキーワード検索すると、当日の込み具合が予想できるのでおすすめです。