9月14日から開催中の山口ゆめ花博に行ってきました。
この記事をご覧になっている方はおそらく開催されて間もない時期のレビューや感想を読まれていらっしゃるでしょうが、休日には、とにかくあらゆる段階で待たされます。人が多く、待ち時間が長いです。
混雑している会場内外で、できるだけストレスなく過ごせるように、事前のプランニングと工夫が必要です。
準備して持っていくと便利なリストもご紹介します!
渋滞がすごいが駐車場は十分な収容力
きらら博記念公園の駐車場は7000台以上を収容可能なので、停められない心配はないのですが、本来複数ある入り口のうちひとつしか開放されていないので、ものすごい入場渋滞が起きています。
きらら浜中の交差点は、三方から車が流れ込んでくるので、渋滞が大変なことになっています。
休日の開場時間帯には、阿知須ICの出口でかなりの渋滞、さらにゆめ花博入り口で1時間以上の渋滞待ちは覚悟しておいた方がよいです。
9月23日は午前中に2件、夕方に1件の事故処理があったようで、さらに長時間待たされることになっていたようです。
「ゆめ花博 渋滞」などのキーワードで検索すると、現在の状況がわかることがあります。
山口宇部道路の阿知須ICでの出口渋滞がすごいので、手前の由良ICで出るのもよさそうです。
きらら浜中交差点でも、左折で駐車場に入場可能です。
広島・岩国方面から車で来場する場合は、山陽自動車道の佐波川サービスエリアでトイレをすませておいた方がよいです。
それ以降はサービスエリアはありませんし、コンビニもほぼありません。
渋滞で車の流れが止まるエリアの道路沿いには、お店らしいお店はありません。
チケットの入手
入場料金は、大人1200円、高校生800円、小・中学生600円。
コンビニで入手できるのは前売券で、当日券との引き換えが必要になります。
せっかく事前に購入しているのに、結局入口で当日券と引き換えるために長い列に並ばなければならなくなるので、引き換えの必要のないチケットの事前入手をおすすめします。
チケットが購入できるのは、広島県・島根県ではゆめタウン各店。
山口県内では、ゆめタウン各店のほかに、果子乃季系列各店舗、マックスバリュ、コープ、ザ・ビッグなど、スーパーなどでも取り扱いがあります。
夜間割引入場券
尚、夕方4時以降の入場は夜間割引入場券が適用され、入場料金が半額になりますが、入り口で当日チケットを購入しなければなりません。
休日には午後4時の時点でふたたび長い行列ができていたので、スムーズな入場のためには事前に引き換えの必要のないチケットをおすすめします。
整理券の必要なイベント
日本一とうたわれる、竹製のコースターとブランコは、整理券の入手にかなりの労力を費やさなければならないようです。
9時開場で、9時半にならないうちに午前の部の整理券配布は終了といった状況です。
【(9/24)日本一長い竹のコースター、日本一高い木のブランコ】
9時20分、本日午前の部の整理券配布は終了いたしました。
午後の部の配布は12時からとなっております。— 山口ゆめ花博公式アカウント (@YumehanaY) 2018年9月24日
VR維新体験館も整理券方式で、休日には配布開始から30分以内には終了しているようです。
午前の部(9:30~13:00) 9:00~
午後の部 (13:00~17:00)12:00~
日本一長い竹のコースター、日本一高い木のブランコ・整理券配布場所
海の外遊びゾーン「きららビーチハウス アクティビティ受付窓口」
目玉のイベントの回転率が非常に悪いので、体験できる人の数がかなり限られ、不満を感じる人も多いようです。
整理券の必要なイベントが体験できなくても満足感を得ることができる代替のアクティビティがもっとあるとよいのですが。
私がとても気になっていた、熱気球に乗って会場を空から楽しめるアクティビティは、チケットを見せて入場する有料エリアではなく、無料エリアにあるのでご注意ください。
熱気球体験は午前中のみの受付で、天候によっては中止になります。
■搭乗可能人数:親子での搭乗の場合は6~8名 大人のみの場合は6名
■搭乗料金:大人2,000円、小人(小学生以下)1,000円、乳幼児(3歳未満)無料
■注意事項:荒天時(4m/s以上の風、傘を差す程度の降雨)は中止
会場マップ
入り口で会場マップがもらえるので、入手しておきましょう。
入口がマップの上部に描かれており、奥に進むにつれてマップの手前に行くという謎の構成になっているので、ちょっと見づらいです。
もう一枚、単色刷りのウィークリーイベントリストの入手も忘れずに。
体験プログラムや展示、音楽ライブやパフォーマンスの時間と場所の案内が書かれています。
入り口を入って左側の総合案内所付近で配布されています。
会場内での飲食
会場内への飲食の持ち込みは自由です。
会場入り口手前左側に物販テントが2つ出ています。
食べ物、飲み物販売と、おみやげもので分かれています。
スーパー協賛のテントでは、お弁当やパン、お菓子や飲み物が販売されています。
午後3時台にはお弁当やパンはほとんどなくなっていたので、午後に来場する場合はあらかじめ持参する方がよさそうです。
このエントランスにもっと地元の物販テントが並んでいれば、少しは待ち時間も楽しめるし、山口の海の幸・山の幸を楽しんでもらえてよいのになと思いました。
9月のはじめの連休では、会場内で熱中症対策のアナウンスが流されるにもかかわらず、自動販売機がすべて売り切れになっていたようです。
公式アカウントがアナウンスしていますが、とにかく会場内の飲食販売箇所が足りていない印象です。
また、多数のご来場が予想されることから、飲食物が不足してしまう恐れがあります。
会場内へは、お弁当などの食べ物、飲み物はご自由にお持ち込みいただけます。
ただし、会場内にはゴミ箱を設置しておりませんので、ゴミは各自お持ち帰りにご協力ください。— 山口ゆめ花博公式アカウント (@YumehanaY) 2018年9月22日
なお、多目的ドームのなかに冷水機があるので、お子様連れは水筒持参もおすすめです。
森のピクニックゾーンが飲食エリアになります。
県内のショップがキッチンカーで出店していて、おいしそうなメニューがたくさん並んでいました。
しかし、来客人数に対してお店の数は限られていて、すごい行列ができていました。
食べ物、飲み物を提供するスペースが全然足りていない感じです。
このエリアでは、地面に座って飲食できるように、花びらの形をした一人用のマットが無料貸し出しされていますが、2日前の雨のために、地面が湿っているので、じかに座るにはためらいがありました。
環境保護からの観点なのか、基本的にゴミは持ち帰りで、会場内にゴミ箱が設置されていないのですが、整理券入手のために朝早くから並んで、ナイトプログラムを楽しむために暗くなるまで滞在するのに、ずっとゴミを持って歩けというのは、ちょっと現実的でない気がします。
実際、トイレがゴミ捨て場と化している状況も目にしました。
「海と空と緑と花が楽しめるお庭」というコンセプトだからだと思いますが、雨宿りができる場所が非常に少ないです。
天候が急変する可能性のある日に来訪する場合は、荷物になりますが、雨具の準備をしっかりしておきましょう。
天気が急変した場合、おそらくみんなが多目的ドームに駆け込み、ドーム内が避難所のような様相を呈することが予想できますが、どのような対策を取られているのか気になります。
庭のパビリオンゾーン
庭のパビリオンゾーンでは、たくさんの業者による美しいお庭を見ることができます。
開催期間中に作庭が進み、その様子を楽しめる企画も魅力的です。
本来はこのゆめ花博、こうした展示を楽しんだり、そこにある自然を能動的に楽しんだりするイベントなんだと思います。
ただ漠然と来た人にとっては、受動的に楽しめるイベントが少なくて、(あれ、何もない…)となりそうです。
大人はしっかり歩きながら花や緑や海を愛で、子供たちはアスレチックなどの遊具で遊び、ちょっと歩けば海辺での遊びもできて、自然を満喫できる、期間限定の豪華な公園。
これが、CMなどでの演出を見て、過剰な期待を抱いてきてしまうと、がっかり感が強くなるのだと思われます。
ネット上のレビューもですし、会場現地でも、「ブランコもコースターも何もできなかった、することがない」といった意見を多く耳にしました。
こうした、宣伝でせっかく集客できたのに、ミスマッチが起きて満足度が低くなっているのは、ちょっと残念に思います。
海の外遊びゾーン
巨大砂山や、浜辺の生き物がたくさん見られる海の外遊びゾーンでは、たくさんの子供たちが楽しんでいました。
びっくりするほどたくさんのヤドカリがいました。かわいかったです。
海辺が見える多目的ドーム前では、ジャグリングが見れたり、皿回し体験ができたり、楽しいエリアになっていました。
花の谷ゾーン
メインのエリアである、花の谷ゾーン。
CMやサイトのトップ画像の、ものすごくカラフルなお庭を想像していると、「あれ?」となります。
はじまってからまだ1週間と間もないせいかもしれませんが、ちょっとあの画像は盛りすぎてよくないのではないかと思いました。
これですね。
画像はイメージですって注記しているサイトもありますけども。
私はこのイメージ画像を見てしまって、ものすごく期待値を高くしてしまっていたので失敗しました。
ハウステンボスなんかはCM通りの風景が広がっているので、てっきり開催初日からイメージ通りの景色が見られるかと思ってしまいましたが、なかなかそういうふうにはいかないのかもしれないですね。
お花はいろいろ咲いていますし、これからどんどん咲きほこって素晴らしい眺めになるとよいです。
夜のライトアップはとてもきれいでした。
秋の涼しい夜、パラソルの下のベンチに座ってライトアップされたお庭を堪能できました。
午後回ってから入場して、日が暮れる時間、暗くなってからの時間を楽しむのもよいかもしれません。
お花に詳しい人にとっては、日本初上陸の品種、新しく開発された品種などが楽しめて、楽しいお庭になっているようです。
キララリングパレード
夜7時から、お天気が良ければ、参加型のパレードが実施されます。
約100名の参加者が、カラフルに光るお花の形をした浮き輪をつけてパレードします。
最終ゴールは海の外遊びゾーンの浜辺なので、そのあたりで待っていれば観覧することができます。
山口ゆめ花博ナイトプログラム「KIRARA RING」
・期間中毎日開催(夢のたね実施日は除く)
・時間/19:00〜19:40
※天候により中止となる場合があります
受付場所:湯田温泉別湯付近
受付開始時間:18:30〜(16:30からお並びください)
参加可能人数:100名
田邊アツシさん( @rungraph )による映像🌸 pic.twitter.com/TWAxZvUp9x— KIRARA RING@山口ゆめ花博 (@KIRARA_RING) 2018年9月19日
なかなか長い距離を歩くようなので、いちにちじゅう遊びまわった小さなお子さんにはちょっとつらいかもしれません。
ぐずったお子さんを抱えつつ、浮き輪をふたつつけている親御さんもいらっしゃいました。
これから行かれる方には、海からの吹きさらしの風で身体を冷やさないように、防寒着の準備をおすすめします。
大道芸・ファイヤーパフォーマンス
子供たちが楽しんだのが、大道芸のパフォーマンスと、パレードのあとのファイヤーショーでした。
マジックやジャグリング、バルーンアートなど、終日会場のあちこちで実施されています。
ファイヤーショーは毎週末の夜に実施されているのかと思っていたら、9月22日と23日、そして最終日の11月4日の夜のみのようです。
KIRARA RINGのパレードだけではなんとなく地味なエンディングなので、週末ごとにこういったイベントが開催されるといいのになと思いました。
ひとつ気になったのは、大道芸人さんがかなり深刻な口ぶりで投げ銭の要求をされていたこと。
ゆめ花博有料エリアの呼び物のひとつとしてスケジュールにも「ゆめ花大道芸:終日」と書かれているにもかかわらず、パフォーマンスの終盤に、
「ギャラは一銭ももらっていません、交通費も自腹です、夕食を食べるおカネをください」
というような訴えを、別々の大道芸人さんから何度も聞かなければならないのは、正直どうなんだろう?と思いました。
「ごはんが食べられない」というニュアンスでの投げ銭のお願いは、子供と一緒に休日を楽しむために来ている場所で聞くとかなりテンションが下がってしまうので、芸人さんがこんな切実なお願いをしなくてすむようになるといいなと思いました。
ヨーロッパのように大道芸の文化が根付いていない日本では、なかなか難しいところも多いのでしょうが…。
再入場ができます!
入場後でも、会場外に出ることが可能です。
いったん有料エリアを出て、無料ゾーンの「2050年の森ゾーン」「海の大草原ゾーン」で遊ぶことも可能です。
「海の大草原ゾーン」は日本一広い芝生広場になっているので、ハイジ気分を味わえます。
再入場は半券だけではできません。
一時退場するとき、手の甲にスタンプを押してもらいましょう。
スタッフにスタンプを見せれば再入場が可能になります。
ペットと一緒に入場可能
会場内では犬をたくさんみかけました。
リードやケージなど、ペットの動きを飼い主がコントロールできる状態であれば、ペットも入場可とのこと。
ゆめ花博に持参すると便利な持ち物リスト
引き換え不要の入場券
上に書いたように、前売券を当日券に引き換えるために並ばなくてもよいように、当日券の事前入手は必須です。
飲み物・食べ物
休日には飲食の販売コーナーは大行列になってしまうので、事前に飲み物・食べ物を入手しておくことをおすすめします。
レジャーシート・テント
ワンタッチテントを持参している人をちらほら見かけました。
景色を楽しみながら一日のんびり遊べそうです。
各所にベンチやテーブルもありますが、数は圧倒的に足りないので、レジャーシートだけでもあるとだいぶ違うと思います。
虫よけアイテム
草むらが多いので、虫が多いです。
特に、子供が長時間遊びたがるアスレチックコーナーで、ベンチに座ってじっと待っていると、たくさん刺されます。
虫よけアイテムを準備していきましょう。
タオル・着替え
カヌー・サップなど、月の海でのアクティビティはもちろん、浜辺での遊びで濡れてしまう子供たちも多いです。
タオルや着替えを忘れないように準備しましょう。
足湯を楽しんだ後にもタオルは役立ちます。
歩きやすいシューズ
私が行った日は曇りでしたが、前日は晴れていました。
雨が降っていたのは2日前でしたが、地面がぬかるんでいたり、湿っているエリアがかなりありました。
丘に登ったり、砂浜を歩いたり、歩きにくい場所も多いので、履きやすい靴でのお出かけをおすすめします。
モバイルバッテリー
朝から夜まで滞在する予定の場合は、スマホのバッテリー切れも予想されます。
多目的ドームの中には、各種ケーブルが常備されたスマホ充電サービスもありますし、庭のパビリオンゾーンのテレワーク×燃料電池の庭にも電源を取れる場所があります。
しかし週末など人出が多い日はここも混雑する可能性がありますので、モバイルバッテリーの準備をおすすめします。
日焼け防止アイテム
涼しく過ごしやすい季節になったとはいえ、まだまだ日差しは強いです。
花博会場では、基本的に屋外での活動になるうえ、日よけスペースが限られているので、日傘や帽子、日焼け止めクリームなど、日焼け防止アイテムの持参がおすすめです。
雨具・防寒着
ナイトプログラムもしっかり楽しむ予定の方、KIRARAリングパレードに参加予定の方は、夜は冷えるので風を通しにくい防寒着の準備をおすすめします。
海からの湿った風は思った以上に身体を冷やします。
雨よけスペースが少ないので、天気が崩れそうなときは雨具も忘れずに。
ベビーカー・車椅子
ゆめ花博ではベビーカー・車椅子の無料貸し出しがありますが、予約ができません。
混雑時には、確保が難しいので、持参しておいた方がよさそうです。
入場券割引
山口ゆめ花博会場からほど近い、ときわ動物園・世界を旅する植物館では、入場券の割引サービスを実施しています。
ゆめ花博の開催期間中、連携会場のときわ公園では、山口ゆめ花博関連チケットの提示により、ときわ動物園及び世界を旅する植物館の入場料が何回でも割引となります。
割引後の金額は次の通りです。
通常 ⇒ 一般500円 中学生以下200円 70歳以上250円
割引後 ⇒ 一般400円 中学生以下160円 70歳以上200円
世界を旅する植物館
通常 ⇒ 18歳以上300円 70歳以上200円 18歳未満無料
割引後⇒ 18歳以上240円 70歳以上160円18歳未満無料
こちらもぜひ遊びに行ってみてください!
近くの温泉
会場内に湯田温泉の足湯あり
山口県は温泉が多いので、ぜひ楽しんで帰ってください。
ゆめ花博には足湯コーナーもありますが、混雑時は濁ってしまっていたので、神経質な人には厳しいかもしれません。
もう少し気温が下がると、歩き疲れた体に足湯が気持ちいいでしょうね!
片倉温泉
レジャーとしての温泉というよりも、湯治場と言った方がいい、日帰りの立ち寄りが可能な片倉温泉。
週2回のペースで通われる70代のおばさまのお肌がすべすべだったので、ここの効能を信じています。
無色透明・無味無臭で加熱循環式です。
ゆめ花博会場から14キロ、通常なら20分ほどで到着します。
ココランド
レジャー施設としての温泉なら、ココランドの大浴場。人工温泉ですが、サウナやジャグジーなど充実しており、ゆったり休憩するにはぴったりです。大人600円と料金もリーズナブル。
こちらもゆめ花博会場からほど近くにあります。
大浴場・サロン|COCOLAND(ココランド)山口・宇部
ココランドでは、心やすまるひとときを過ごしていただけるよう、和室・洋室・和洋室をご用意しています。またときわ湖、宇部市街を見下ろす眺めの良い景色を満喫しながら和食・洋食・バイキングが楽しめます。
まとめ
まだはじまってから間もないので、これからきっといろいろな点が改善されていくでしょうから、そのためにちょっと辛口の意見も書いてみました。上がりすぎた期待値を少し下げて、準備をしっかりすることで、来場した人の満足度が高まるといいなとも思っています。
今回、目玉のイベントをすべてスルーするつもりで夕方4時に入って、閉園までの5時間をシンプルにお庭や海を楽しみながらゆったり過ごしました。このスケジュールだと待ち時間はゼロだったので、お休みの一日をのんびり満喫することができました。
これから来場する人がこのイベントを楽しまれますように。
イベント情報
開催期間:2018年9月14日(金)~11月4日(日)
開催時間:有料エリア:9時~21時、無料エリア:9時~17時
会場:山口きらら博記念公園( 山口県山口市阿知須509-50)
アクセス:電車:JR山陽新幹線新山口駅より無料シャトルバスで約20分、または宇部線阿知須駅
より無料シャトルバスで約5分
車:山陽道宇部下関線経由、山口宇部道路阿知須ICより約10分
料金:
普通入場券/大人1200円、高校生800円、小・中学生600円
夜間割引入場券(当日のみ)/大人600円、高校生400円、小・中学生300円