国泰寺町の人気のお店、キプフェルでランチをいただきました。
ヘアサロンとカフェが並んで建っています。
向かって右がカフェの入り口、左側がヘアサロンへのドア。
姉妹で経営されているそうです。
トイレはふたつのお店共有なのがユニークな造りでした。
現在は前日夜にインスタグラムDMでのみ予約可、土曜日は新規のお客さんNGという厳しい条件ですが、やっと予約がとれての訪問です。
一日6回スタート、10:30/10:50/12:00/12:20/13:30/13:50で、各回3組、1組2人まで、とコロナ対策をしての営業をされてます。メニューは固定制。席の利用時間は80分。
店内&禁止事項
テーブルに、メニューと一緒に注意書きがありました。
食べログなどのレビューサイトへの投稿はNG。
お料理以外の撮影はNG。撮影自体もお料理が冷めるまで長々とやらないこと。
メニューの書かれたボードの撮影はOKですが、ネットへのアップはNGです。
店内はテーブル席が3か所、カウンター席が2人、壁向きに並んで座る席が2人分。
ランチ
ランチは1種類のみで、おかずのワンプレートと、デザートプレート、それにドリンクで2860円です。
季節のおかずの洋風プレート。
お野菜がいろんな調理法でおいしくお料理されてます。
ひとつひとつが丁寧に作られていて、どことも違う味。
根菜大好きな私にとっては、根菜が多いのも嬉しかったです。
人気があるのも納得のおいしさでした。
暗い室内
ひとつだけ不満があって、それは座っている壁向きのテーブルがとても暗かったこと。
お料理の写真の背景を見ての通り、目の前はグレーに塗られた壁1枚です。
お店に窓が少ないうえ、店内の照明は背中にあるため、テーブルが陰になってしまいます。
お隣のテーブルとの仕切りのためにすぐそばに天井から布がかけられていることもあり、暗さが倍増。
(ネットに上がってる写真を見ると壁照明が点灯してる画像もあるのだけど、この度の訪問ではありませんでした。)
お料理の写真は画像加工アプリで明度をかなり上げざるを得ず。
おまけに、私が利用したときは、おひとりさま×2名の席になっていたので、微妙にスペースをあけてそれぞれが黙々と暗い灰色の壁に向かって食べていると、かなり独房感があって、心が寒くなりました。
ヨーロッパのカフェなんかでもびっくりするくらい暗いお店とかあるけど、テーブルに必ずキャンドルなどの照明が用意されています。ちょっと灯りがあると気分的にだいぶ違うのかなと感じました。
レビュー投稿NGということなので、こういうの書いちゃダメなのかな、と思いつつ、あまりにも寒々しかったので、期待を込めて。
(とは言いつつ、最近の流行りのカフェは、粗末な小屋風、グレーにざっくり塗られた壁向きの席が多く、そういうスタイルが流行ってるのかもしれません。インスタ写真に背景が写り込まないという利点もあるし。食卓にはせめてささやかな灯りが欲しい派は少数派なのかも。)
デザート
さて、気を取り直して、デザートは安納芋プディングとカルダモンホワイトチョコレートムース。林檎のコンポートもついてました。
おかずのプレートがちょっと物足りないかなと思っていましたが、なるほど、このデザートをおなかに入れるためなのですね。甘さも強く、ずっしりとボリュームがあります。
ふだんだととても食べれないくらいおなかいっぱいでしたが、おいしかったのでたいらげました。
カルダモン入りのホワイトチョコレートムースが天にも昇るおいしさでした。安納芋プディングもなんともいえない舌触りとやさしい甘さ。小食の私にとってはおなかいっぱい大満足のランチになりました。
店舗情報
キプフェル(kipfel.)
広島市中区国泰寺町1丁目10-20下田ハイツ1B
営業時間:2020年11月現在、インスタグラムDMでのみ予約可。夜の募集投稿後に翌日の予約を募る完全予約制。