インドネシア映画『Bebas』が3月10日からNetflixにて配信されるそうです(残念、日本にはまだ入っていないようです)。
韓国映画『サニー』をインドネシアを舞台にリメイクした、リリ・リザ監督の青春映画。
2019年の広島国際映画祭で上映された作品(『サニー 輝ける日々』)です。
映画と共に、主演女優2名とリリ・リザ監督のトークショーも観覧しました。そのうえ、最終日の懇親会ではお三方とお話する機会にも恵まれた、私にとっても非常に思い出深い作品です。
3つめのサニー
韓国版、日本版に続き、広島で観ることができたインドネシアバージョン。(韓国版『サニー』は他にもベトナム・アメリカでリメイクされています。)
グループの中にJojoという男の子がいることが、いちばんの違い。
映画のタイトルになっている、グループ名も素敵です。Bebasは「自由」。
韓国オリジナル版は、韓国の歴史も織り込みつつ、普遍的で素晴らしいストーリーですが、他の韓国映画と同じく、少し激しすぎて追いつけないところがありました。
日本版のサニーは、よく知っている時代の話なのですが、なぜか、自分の物語という感じがしませんでした。たぶん、彼女たちのいる場所にあの頃の私がいなかったから。韓国版の主人公のように、もっと自分の夢を思い出してそこに向かって行ってほしかった。
韓国版もそうであるように、インドネシア版も当時の歴史が詰まってます。
詳しい解説を書いてくださっている方がいました。
韓国版と比較すると、物足りなさもあるかもしれないけれど、私にとってはインドネシア版がいちばんリラックスして楽しめました。