春から夏のレジャーと言えば、潮干狩り。
自然の中で体を動かし、家に帰って美味しいものが食べられるという一石二鳥の遊びです。
潮干狩りに必要な持ち物・アサリの上手な取り方・調理法などをご紹介します!
うちは子供が小さな頃から宮島の潮干狩りに通っています。トイレや洗い場も近いコンパクトな浜辺なので、小さなお子さん連れでも十分楽しめますよ♪
宮島の潮干狩りは無料開放
あまり知られていませんが、広島・宮島の大鳥居沖合いは、漁協が開放してくださっているので、無料で潮干狩りができるのです。
アサリが旬の春から夏にかけては、潮が引いた大鳥居周辺で潮干狩りをしている人たちの姿を多く見かけます。
外国人ツーリストにまぎれて、潮干狩りする気満々のいでたちでやってまいりました。
鹿にごあいさつです。
潮干狩りに適した時間
潮が満ちているときには潮干狩りはできないので、干潮の時間をチェックしなければなりません。
宮島観光協会ホームページの、年間潮汐・潮見表が便利です。
年間潮汐・潮見表|宮島観光協会
潮位100cm以下になると大鳥居まで歩いて行けるので、それを目安にスケジュールを組み立てるのがおすすめです。
だいぶ引いてきました。
潮が引くまでの待ち時間にスケッチしました。
潮干狩りに必要なもちもの
我が家が潮干狩りに行くときに持っていく荷物はこんな感じです。
- 大きなレジ袋を一人2枚ずつ
- 熊手
- 洗濯ネットのような網状の袋
- コンパクトなキャンプチェア
- タオル
- ビーチサンダル
- 暑い日は貝持ち帰り用のクーラーバッグ
バケツは荷物になるので持っていきません。
百円ショップのトラベルグッズ売り場あたりで売っている、ネットのバッグがおすすめです。
きんちゃく袋タイプもありますが、うちは取っ手がついたトートバッグ状の袋を使います。なければ洗濯ネットでも代用できます。
網状の袋だと、最後に袋ごと水洗いして貝の泥を落としたりできるので便利です。
子供は砂地を走り回ったり元気なので問題ないでしょうが、大人は集中して掘りまくるので、すぐに腰が痛くなってしまいます。
少し荷物になりますが、小さめのキャンプチェアがあると、しゃがみっぱなしにならずにすむので体が楽です。
潮干狩りのポイント
宮島の潮干狩りで注意が必要なのは、厳島神社の境内ではアサリをとってはいけないということです。
大鳥居を中心に、ハの字に垣が作ってあるので、垣の外側で楽しみましょう。
アサリのすみかですが、四つ葉のクローバー探しと一緒で、わりとひとつのところに集中している気がします。
ひとつ見つけたら辛抱強くまわりを丁寧に掘っていきましょう。
熊手で硬い砂地をほぐしていったら、手を直接突っ込んで手探りした方が見つかりやすいです。
1.5cm以下の小さなアサリは海に帰してあげましょう。
洗い場に持ち帰り重量の規定が貼り出されていました。規定以上は持ち帰らないようにしましょう。
アサリの砂抜き
さて、持ち帰ったアサリは砂抜きをします。
海水と同じ3~3.5%の塩水を作り、貝を入れて一晩冷蔵庫へ。新聞紙を上にかぶせておくといいです。
一晩砂抜きさせたアサリを調理の直前に50℃くらいのお湯にちょっとだけつけてやると、ダメ押しでぬるぬるした液と一緒に砂を吐いてくれるのでおすすめです。
酒蒸ししました。
宮島のアサリは小ぶりなものでも身がしっかり詰まっていて、味が濃くて甘みがあります。
今年も満喫しました!!